小説/タイトル一覧 [小説]愛と青春のボンソワール 幼い頃に両親が離婚、それから今まで母親と共に暮らしていた神崎芹子だが、 ドイツ在住の父親が病で余命が幾ばくもないことを知り、ドイツで暮らすことを決意する。 が、彼女の唯一の心残りは…長年片思いし続けている遠山 満であった。 そして、芹子のド... 1992.01.19 小説/タイトル一覧
小説/本文 [小説]N.H.Kエアコン争奪戦!!(終) 1週間後、橘は退院した。だが…… 看護婦さんから花束を受け取る橘の顔は、暗い。 (できればずっと入院してたかったよ……) 病院の門の前には、継人が待っていた。 「よ。おめでとさん。やっと会社に復帰かよ」 「……うん……」 「なんだ、まだ森川... 1992.01.18 小説/本文
小説/本文 [小説]N.H.Kエアコン争奪戦!!(4) それから、数日後。 あの騒ぎのおかげで、結局勝負がつかず、 「沢井英司杯争奪 肝試しスーパーオリエンテーリング 1999 in Summer」は、 ノーゲームに終わった。 エアコンは、結局みんなでお金を集めて買うことになった。 そして倒れた... 1992.01.17 小説/本文
小説/本文 [小説]N.H.Kエアコン争奪戦!!(3) 「!!!???」 突然抱きしめられたみはるは、大パニックである。 非力ながらも抵抗するが、とても逃れられそうにない。 「な!なにいきなり発情してんだお前!!(笑)」 橘の大胆な行動に、満は笑いながらも驚く。 クリスと幹雄は目が点である。 『... 1992.01.16 小説/本文
小説/本文 [小説]N.H.Kエアコン争奪戦!!(2) 「ちょっと!!もう少し離れてくれない!?」 こちらは、経理・営業混合チーム、眞妃とハリーだ。 現在、スタンプは2つで、2階にいた。 ハリーは、暗闇の中、ここぞとばかりに 眞妃にひっついている。 怖いせいもあるのだが。 「だってぇ~ん♪ボクオ... 1992.01.15 小説/本文
小説/本文 [小説]N.H.Kエアコン争奪戦!!(1) そして、運命の土曜日。 午後10時半、会社の近所にある4階建ての廃校へ、 社員達は集まっていた。 「…あれぇ?眞妃ちゃんのとこはエアコン壊れてないじゃん! なんで参加するの?」 壊れたエアコンがあるフロアは、総務・システム設計・ 事業企画・... 1992.01.14 小説/本文
小説/本文 [小説]N.H.Kエアコン争奪戦!!(プロローグ) 「ふ~~…今日は暑いわね…」 そう言ってため息をつき、ワイシャツのボタンを 上から2コまでゆるめ、団扇で扇ぐ、芹子。 「や~ん♪芹子ちゃんってば、ダイタ~ン♪ウフフフフッ」 ゆるめたワイシャツの合間から見える、 芹子の白い肌に、ハインリヒが... 1992.01.13 小説/本文
小説/タイトル一覧 [小説]N.H.Kエアコン争奪戦!! 真夏だというのに、エアコンが壊れてしまい猛暑地獄のねぎ秘密結社。 しかし会社の経営も思わしくなく、新しいオフィス用エアコンを買う余裕すらない。 小さい家庭用エアコンでは広いフロア全体を涼しくさせることはできない。 そこで、人事課長(当時)沢... 1992.01.12 小説/タイトル一覧
小説/本文 [小説]純情青年の憂鬱(終) 2週間後。 今日も、いつものように、朝が始まる。 二駅分のラッシュに耐え、会社の最寄り駅で降りる、橘。 (はあぁ……さて…今日は忙しくなりそうだな…) 頭の中で、今日のスケジュールを立てる。 「おはようございますっっ!!!」 いつか、似たよ... 1992.01.11 小説/本文
小説/本文 [小説]純情青年の憂鬱(3) 次の日、終業時間直前。 昨晩の電話で、橘と待ち合わせをしていたみひろが、 待ちきれなかったのか、会社までやって来た。 「えへへ…来ちゃった」 照れながら、みひろが微笑む。 橘はもう、動じなかった。 橘は、これから彼女に言うべきことを頭の中に... 1992.01.10 小説/本文