(開発研究室。何故か暗い。)
氷雨:ロッカーに「夜9時に会社の研究室に来なさい」とかいう
怪しい手紙が入ってたから…怖いけど、気になるし、来ちゃった…。
一体何なんだろう……。何故か真っ暗だし、
電気つけようと思ってもつかないし。まぁ見えるから、いいけど…。
(ゆらぁ………っ)
氷雨:!?
??:フッフッフッフッフッフッフ……来たね、朝霧氷雨君……
氷雨:だ、誰っ!?
??:私の招待状を見逃さずにここへやって来たその勇気は認めよう……
流石、崇高なる妖怪・雪女族と言ったところかね………フフフフフフ………
氷雨:あ……当たり前でしょう!夜だろうと暗闇だろうと、
そのくらいで恐れおののくような意気地なしではないですよ!雪女族は!
それより一体誰なんですか、あなたは!
??:フッフッフッフッフッフ……私?私かい?何を隠そう私は……
(パッ!!!) ← 電気をつける
久我:ねぎ秘密結社最強にして最凶!!! 開発研究室長久我恭一郎であるっ!!!!
氷雨:……誰かと思えば、以前、変な施設で酷い目に遭わせてくれた
変態狂科学者さんですか。
久我:∑( ̄□ ̄;)変態とは失礼な!!!
氷雨:こんな変な演出までして、一体私に何の用だって言うんですか。
久我:フフフフフ……まぁ、元々君に用なんて無かったのだがね……
氷雨:………?
久我:厳正なる神よりの選出と運命により、君と私が選ばれた……!!!
氷雨:( ゚д゚) (ポカーン)
久我:意訳するとニュースのネタがなくて困ったねぎ社長が
乱数表示ソフトを使って出てきた数字の社員番号の者に
何かネタをやってもらおうというだけなのだがね。
氷雨:すっごくどうでもいいですね!!!
これでも私は暇じゃないんです!夜も遅いし帰……
久我:おっと、それは困るねぇ。
氷雨:何故です!?私に用事なんてないんでしょう?
久我:君と私が選ばれたのも何かの縁……この機会に、
雪女族の生態について隅から隅まで調べさせてもらおう
かと思ってね……フフフフ……
氷雨:∑(;゚Д゚)!?
久我:さぁ……そこの実験台に寝そべって貰おうかね……
……フフフッフッフフフフフフh
(ザワ……ザワワワワ………~~~)
↑ 久我の背後から怪しげな触手がうじゃうじゃと沸く
氷雨:きゃぁあああああ!!!!!! こ…こんなもの!えいっ!
(ピキイィィィッ!!) ←能力で触手を凍らせる
久我:フフフフフ……君の凍結能力なんて既にお見通しなんだよ……
やれ!「久我触手ちゃん高熱バリアー」ァァァァーッ!!!
(じわじわ……じわじわ………パキィイイン!!!!)
↑ 触手が高熱を発し、氷を一瞬にして溶かし、割ってしまう
氷雨:!!!! そんな……!!!
久我:さあさあ!今だよ触手ちゃん!
温度を人肌くらい下げてから彼女に優しく巻きついてしまえっ!
(にょろにょろ……にょろろろろ………) ← 一瞬にして氷雨を捕らえる触手ちゃん
氷雨:いやああああ!気持ち悪いいいい!!!!
助けて、助けてえぇえ。・゚・(ノ□`)・゚・。
久我:フッフッフッフ…その触手ちゃんはマッサージ効果もあるから、
抵抗せずに身を任せていれば気持ちよくなってくるはずだよ……フフフフ……
氷雨:いやぁぁああ!何でこんなエロ同人みたいな展開に私がー!!??
久我:フッフッフッフッフ……文句があるなら社長に言うことだね…
…いやしかし……実際に映像を見せられないのが残念なくらい
エロスな光景だよ…素晴らしいよ氷雨君……(うっとり)
氷雨:もう嫌ああ!! 誰か助けてぇええ!!!
(天の声)
ねぎ社長:さーここで氷雨ちゃんにチャンス!上記のソフト「乱歩」で、
自分の番号(34)より前の誰か(1~33)に
助けを呼ぶことができるよっ!心の準備が出来たらスイッチをオンッ!だっ☆
氷雨:もう誰でもいいから
この変態犯罪発狂セクハラドエロ科学者を倒してー!!!!(ポチッ)
↓
最強カード
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久我:…フ…フフフフ…氷雨君…流石だよ氷雨君…
よりによって……白鳥……君……(よろよろ)
氷雨:う……うわぁぁあん真祖ありがとうございますうううう。・゚・(ノ□`)・゚・。
夜半:よしよし……というかほんとに懲りないねぇ変態科学者君。
久我:∑( ̄□ ̄;)君まで変態とか言うなっ!
くそおおおっ!雪女族を解明するいいチャンスだと思ったのに!
夜半:さて、と。(氷雨の肩をぽんと叩く)
氷雨:う?
夜半:とどめ、どうぞ。(久我を指差して)
久我:( ̄□ ̄;)……!!!!
氷雨:この、ド最低ド変態凶悪犯罪科学者のバカ――――― !!!!
凍って砕けてどっかに消えるのです!!!!!!
めでたし、めでたし。