(情報システム部)
満:…………(黙々とPCに向かってる)
浪路:…………(同上)
恵莉:…………(同上)
満:………う~~~ん………
浪路:なんだ、気に入ったエロ画像が見つからないか?
満:オレ一応ちゃんと仕事してるんだけど!?
浪路:へぇ、珍しいな。
満:さすがにこれだけ仕事が山になってりゃな~。
恵莉:うちこんでもうちこんでも、おわりませんしね…(ぐったり)
”キ~ン コ~ン カ~ン コ~ン ”
恵莉:あ、5じですね…きょうは定時でかえれそうにないですけど…
浪路:よし帰るぞ!
恵莉・満:∑( ̄□ ̄;)え――――――!!!
浪路:何が、えー!!、なんだよ?
満:何って、お前この仕事量残して帰るのか!?
浪路:言わなかったっけか?俺今月から残業一切しない!って。
満:そんなこと言ったっけかー!?
浪路:お前相変わらず人の話聞いてねーなー。
俺はもう心改めたんだ。かわいい息子のために、
ちゃんと親子の時間、取ってやらなきゃって。
恵莉:!!
浪路:どこぞのキレイなおねーちゃんにも釘刺されちまったからなー。
満:で、でもな浪路、現状お前が残業しなくなると仕事が完全に終わらないんだが…
浪路:さすがにアホのお前でも、ヤバいと気づいたか。一応腐っても部長だな。
しかし俺は仕事より家族を取る!母子家庭は大変なんだぞ!!
恵莉:浪路せんぱい……すてきです……(うっとり)
満:ええええ………。
浪路:…………なんてな、仕事を完全に放棄するのも無責任だよな。
そう思って、ちゃんと対策は練ってある。
恵莉:たいさく?
浪路:社長に、情報システム部に即戦力になるような有能な新人を入れろと直接依頼してある!
満:(゚Д゚)なんと!
浪路:……俺のNO残業宣言はだいぶ前から社長には言ってあったんだ。
新人を入れるのと引き換えに夏季限定で例のサイトを復活させたんだがな。
満:なんで今更ナントカ27歳復活?と思ったが、アレはバイトだったのか。
浪路:まぁそんなとこかな。
ホントに何のために再開したのかわからんくらいどうでもいい内容だったが(笑)
恵莉:それで……新人さんは、いつからくるのですか?
浪路:どうだろうな~、社長の人脈を駆使して探して、
すぐに力になりそうな人材は見つかったらしいが。
満:ホントに、社長の人脈って謎だけどな。
浪路:ともかく、俺は帰る!後は頼んだ!(ダッシュ)
恵莉:お、おつかれさまでし………ってもういなくなってしまいました。。
満:しかし、新人かぁ。どんなヤツかな~。セクシーなおねえちゃんがいいな!
恵莉以外にも華が欲しいぜ華が!
恵莉:……このフロア(情報システム部と事業企画部)って
遠山ぶちょういがいに男のひと、いないんですけどね……