湧木:どぉもー!湧木です。いや~半年振りのわけぎニュース!
ほんとお待たせしちゃって申しわけないですね~ほんとお待たせしすぎて
(後ろを振り向く)
社員寮がこーんな風に固まっちゃいましたよね~
ほんとしょうもないですね~……あははは……
………………………………………
…………(がっくり)…………ぼ、僕の社員寮……が……orz
【説明】
クリスマスに青木大空と朝霧氷雨がデートした際に起きたとある事件により
氷雨の雪女としての能力が暴発、自分の部屋に閉じこもってしまう(詳細)。
能力が膨大すぎて周りの部屋はおろか社員寮ごと凍ってしまうことに。
ちなみに隣に建設中だった社員寮2号棟(仮称)も使用不能。
氷は削っても削ってもすぐに固まってしまう、厄介なもの。
司:まーまー、落ち込むのはわかるけど元気出せや!わっきー!
湧木:………その声は………ふるやん君………?
あ、あれ、確か君、幽霊なのに。
社外出ると霊視システム切れるから見えなくなるん、じゃ…
司:あれ?言わんかったっけ? 社外出ても、久我っちが追加機能施してくれた
社員証を持ってればおれの姿見えるようになったんだってよ。
ちなみにおれも社外には出られないけど、
社屋のすぐ裏にある社員寮くらいまでならいつでも来れるぜ!
湧木:そ、そーなのか……
司:しかしこりゃすげぇなー!ひさめん(氷雨)が固まらせたんだろー?
そのひさめんは、こん中いるん?
湧木:うん…そうらしい。304号室で盛大なニートしてるらしいよぉ…。
まったく、いつになったらこの氷溶かしてくれるのやら…しくしくしくしく
司:じゃあおれが中入って話だけでも聞いてきてやろーか?
湧木:Σなっ、そんなことが…あああそうか!幽霊だから普通に氷すり抜けて入れるのか!
司:おうよ!
湧木:よ、よしっ…! 頼んだよふるやん君っ!
司:了解! ヒャッハ――――――!!
(ふなっ●ーばりのジャンプで社員寮3階に飛び込んでいく)
(3分後)
司:ただいまー!
湧木:は、早いな…おかえりっ! どーだった?
司:ひさめん今社員証持ってないみたいで
気付いてもらえんかった!
湧木:(がくっ) そ、そっか…
司:しかし、ひさめん…体育座りして泣いてたぞ。なんかあったん?
湧木:まぁ…なんかあったからこうなったんだろうけども…僕も詳しい話は知らなくって。
司:そーいや、社員寮こんな状態になっちまって、他の中の住人はどこ行っちまったんだ?
湧木:とりあえずみんなそれぞれ避難してるよ。僕はホテル住まいだし、他の人たちは…
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(数字は部屋番号)
101 湧木廉太郎 →ホテル住まい
102 白鳥夜半 →実家(埼玉県熊谷市)
201 泉 次郎 →南十字照美のマンション
202 フレスリーザ・レオンハルト →マンション住まい(鳥居財閥提供)
203 大島 梧 →実家(都内。橘と同じ)
204 中原幹雄 →元々仮住まい用なので支障なし
205 西城寺初南賛 →マイケルのマンション
301 アラウネ・ローゼンベルグ →不明
302 (空き部屋)
303 真北杏寿 →実家(都内)
304 (朝霧氷雨)
305 クリスティーン・フォックス →同人仲間とルームシェア
401 久我在素 →父と同居に戻る
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司:へぇ~それなりに落ち着くとこに落ち着けたんだな。
ウネぴょん(アラウネ)だけ謎だけど。
湧木:まぁアラウネねーさんは死神だから…たぶんどっかしらに隠れてるんでしょ…
しかしほんと、どーすんのこれ……社員寮ニュースなのに、
凍ったってこと以外伝えることが何もない……ッ!!!
司:春になったら解けるんじゃね?
湧木:∑( ̄□ ̄;)そんな気の長い話になっちゃうのこれ――――――!?
というか人工的(?)な凍結だからたぶん春になっても解けないよ!!!