※白鳥部長のクール?なイメージ壊したくない人は読まんほうがいいかも
(某日、夜22時、湯沸室)
夜半:はぁ、悪天候のせいで飛行機が飛ばなくて、こんなに遅くなるとは思わなかったな。
みんなにもお土産買ってきたのに、さすがにこの時間じゃみんな帰っちゃったし……。これ、どうしよう。
(お土産の箱に視線を向ける。消費期限:今日)
夜半:…………消費期限1日過ぎたところでそんな大きく味が落ちるわけでも…………いや、消費期限は守らないといけないよなぁ、みんながおなか壊したりしてもまずいし、うん、そうだよね。
この大量のラズベリーたっぷりのスコップレアチーズケーキは俺が一人で食べるしかないよね。別に独り占めしたくてこんなに買ってきたわけじゃないよ?みんなで食べるためにたくさん買ったけど、帰りが遅くなってみんないないし、消費期限今日中だし、仕方なくだよ?
……と一応言い訳しておいて。いただきます。
………(開封)うわ~、でっかいな。食べ応えありそうだな~…本来なら切り分けるべきなんだろうけど……(ガチャガチャと食器をあさる)しゃもじ。これスプーン替わりでいいや。……はむっ。
………
………ん~~~~、もごもご…… 美味ひぃ……♥
(べちゃっ ←大きくすくい過ぎてシンクに落とす)
あ~~勿体ない。落としちゃったけど、誰も見てるわけじゃないし俺が食うんだしいいよね。(手で拾う)なんかもうめんどくさいから手ですくって食べちゃうか。まだまだいっぱいあるし。最後に手洗えばいいよね。
もご……べちゃ……ぺろぺろ……
ん~~~~~~~~……おいひい♥♥♥
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英司:は~、今日も遅くなっちゃった……こないだは恐ろしい化け物に遭っちゃったと思ったら、浪ちゃんだったし、びっくりしちゃったよ。
そんな、この会社に古屋くん以外の怖いオバケが存在するわけないんだから。っていうかこの会社は普通に人間以外の社員いっぱいいるし、今更驚くこともないんだけどねー!
べちゃ……べちゃ………ズルズルッ………
英司:………………
だーーーからーーーーー今更怖いことなんて、何にも………
ん~~~~~………んふふふふふ………♥♥♥
英司:……な、なに、この不気味な笑い声……湯沸室……から??
おいひい♥♥♥………ずるっ、ぴちゃっ………
英司:……な、なにか、食べている……???
……こっ、怖い……湯沸室に確実に誰か居そうなのだが、確認するのが怖い……
しかし責任者として、逃げるわけには……ッッ………
んふふふふ………♥ 手が、ベトベトだあ………
英司:………ええい、誰だねっ!? そこにいるのは――――
(※クリックでモザイクとれるよ↓)
英司:
夜半:……あれ、英ちゃん、……嫌だなぁみっともないとこ見られちゃったな。
出張のお土産のラズベリーたっぷりのスコップレアチーズケーキが大量にあったんだけど、消費期限が近いから処分をね
英司:
夜半:英ちゃん?
英司:
夜半:さすがに手づかみで食べたりして呆れたかな?
……いや、よく見たら気失ってるや。なんで?
(怖がらせた自覚は全くない)