閣下:うわぁぁああああ――――――!!!!
・
・
・
・
幹雄:今の声は……リーザさん!?
椎子:すッごい声だったわね~!ゴキブリにでも遭遇したのかしらw
幹雄:この寒い時期にゴキ……いや、そもそもその程度で悲鳴あげるような人ではない気が…
夜半:ん、今の声リーザ君?もうかかったのかな。相変わらずチョロいなあ
幹雄:え、かかった、って…
” バ――――――ン!! ”(ドアを蹴破る音)
閣下:やはり貴様か腐れ外道鬼悪魔ド鬼畜魔導師!!!! コレは一体どういうことだ――――!!!!!
幹雄:閣下!! ……ってあれ、声はするのに姿が見えない……
閣下:阿呆が!!! ここだ!ココ!!!!!
幹雄:ここ、って……(視線を下げる)
椎子:あら♥何か閣下みたいなぬいぐるみがあるぅ~♥かんわいいっ♥♥♥
閣下:みたいな、ではない!我輩だ!我輩本人だ!!!
幹雄:ぬいぐるみがしゃべってる!ねえ見てビビアン!ぬいぐるみがしゃべってるよ!すごいね!
椎子:植物がしゃべってるのがわかる中原クンもスゴイんだけどネww
夜半:見た目かわいくなっても口調がかわいげないのは変わらないねぇ
閣下:おのれ……これは一体どういうことなのだ!?
夜半:いや、社長に頼まれて。
「リーザ君がぬいぐるみになる変化魔導の罠張っておいて」、って。
幹雄:なんでそんなことを(;´Д`)
夜半:なんでも、最近の社長はぬいぐるみ作りに凝っているらしくてね。
手始めに作ったのが、リーザ君のぬいぐるみだったそうだ
椎子:そぉなんだ~♪じゃあ、今後社長が社員さんのぬいぐるみを作ったら、ぬいぐるみを作られた子は姿がぬいぐるみになっちゃったりしてw
幹雄:社員さんが次から次へとぬいぐるみに入れ替わるんですか!? やめてくださいよ怖いです!!!!
夜半:そう?見た目ほのぼの平和そうでいいんじゃない?
幹雄:そして白鳥部長はそんな変な罠かけるのに社長に手を貸さないでください!!!!





