(総務部)
クリス:セガミサン!! きーてクダサイ!!
奈津恵:何ですか、クリスさん…新年早々。
クリス:ワタシのコトシのモクヒョーデス!! ワタシのモクヒョーは「ハッポー美人」デス!!!
奈津恵:(八方美人!? それは美人って言っても良い意味では…)あのね、クリスさん。それは…
クリス:チッチッチッ、ダイジョーブですセガミサン!
ワタシ、ちゃんとベンキョーしました!
「ハッポー美人」って「ミンナにスマイルふりまくコト」デス!
ワタシ、コトシはミンナにスマイルシマス!!
奈津恵:(……ま、まぁ…良い方に解釈しているなら…いいのかしら…)
そ…そう。それは良い心がけね。秘書として大事なことだと思います。
クリス:デスよねデスよね!! ワタシもトッテモだいじなコト
だと思いマス!!エヘヘ…(誉められたので照れている)
奈津恵:(ちゃんとした意味は後で教えればいいわよね…)
クリス:ソレでデスね!ワタシ、ニッポンに来てはじめて
「カキゾメ」したデス!!見てクダサイ!!
(持っていた掛け軸をびろんと広げるクリス。そこには見事な「発泡美人」の文字)
奈津恵:う゛…………そ、それ…(汗)
クリス:エッヘン!ドーデスカ?ワタシ初めてフデでカンジ書きました!
カンジもチャンとディクショナリー(辞書)で調べたデスよ!
奈津恵:……あのね、クリスさん…その字は……
クリス:(聞いてない)カッコヨク書けたカラ、カケジクにしたデスよ!
シャチョー室にかざりマス!!
奈津恵:(何ですってっ!?・汗)ちょ…ちょっと待ちなさいっっ!!
クリス:ダメですか?あ!ホカのトコロにかざりたいナラ、
ワタシ、何枚でも書きマス!!まかせてクダサイ!
奈津恵:い、いや…そうじゃなくて!
(社長が通りかかる)
クリス:あ!シャッチョー!見っテクッダサーイ!
(掛け軸を広げたまま社長の元へ走り去るクリス)
奈津恵:ま、待ちなさーーい!(汗)