浪路:社長!(抱きつきっ)
社長:うぎゃああっ!!暑苦しいな!(酷っ・笑) なんだなんだ?何?浪路。
浪路:満から聞いたぜ!情報システム部に女子社員が入るらしいじゃねーか!
前からシステム部の社員増やしてくれ~ってお願いしてたもんな!
社長:…ああなんだその事か。近いウチに女子社員さん入れようかと思ってね。
浪路:くぅ~~っ楽しみだなー!可愛い子だといいなー
社長:…君も相変わらずだねえー
浪路:で、で?その新人の子はいつから来るんだ?
社長:まあ、今週中くらいかな。
そういえば、これで私は一応君のお願いきいてあげたわけだけど、
確か「お願い聞いてくれたらなんでも言うこときいちゃう」とか、言ってたよね?
浪路:?…ああ、そういえばそんなこと言ったっけな。まっ、俺は約束は守る女だぜ!
んじゃとりあえずどっか飯でも食いに行くか~。適当におごるぜー
社長:まーそれはいいから、見かえりとしてこれ受け取ってよ。
浪路:(おごるって言ってるのにさらりとかわされた…珍しいな。。)
ん?……何だこれ……辞令?
社長:そう。
浪路:(不審に思いつつ折りたたまれた辞令を広げる)
「情報システム部 東堂浪路 殿
新入社員が入り次第、退職を命ずる」
……………………………………………………………何これ、マジ?
社長:マジ。
浪路:……………
冗っっ談じゃねぇよ!!何で俺が辞めなきゃならねぇんだ!?
社長:大丈夫よ、浪路さんのお仕事は新人さんにやってもらうから♪
浪路:全然大丈夫じゃねぇよ!! こんなの横暴だっっ!!!
社長:なんでも言うこときいてくれるんでしょ?君は約束は守る女なんでしょ?
浪路:それとこれとは別だっっ!!!
社長:これは社長命令!とにかく辞めてもらうから。
浪路:ま…マジかよぉ…(大汗)
社長:…でも、ま。私も鬼じゃないからね(嘘)、この不景気に、
就職活動するのもなかなか大変だろうから、
私が君の転職先を見つけておいたよ。はいこれ、会社案内。
浪路:……………………(無言で受け取る)
社長:どう?君には似合いの職業でしょ?
浪路:…………『芸能プロダクション something(サムシング)』…?
突如、恒例の社長による「超人事」(笑)により退職を命じられた浪路。
このまま彼女は芸能界デビューでもするのか?
カンの良いお客様ならわかるはず!(爆)
とりあえず、待て次号!