(とある土曜日、某所のコンビニにて)
歓子:ねーねー、何買ってくー?あたし氷アイスと焼きプリンとエクレア食べたいー♥
恵莉:もう…三輪さんたらあまいものばっかりじゃないですか。
氷雨:…………
歓子:あと飲み物も買っていこー!
恵莉:そうですね……三輪さんのおうちは、ここからちかいんですか?
歓子:んー、歩いて10分くらいかな?
氷雨:…………
歓子:朝霧さん!!
氷雨:(びくうっ)は、はい!
歓子:あはは、なんか緊張してる?もっと気楽にいこうよv 同い年なんだしさー。
恵莉:そうですよ。
歓子:ですよ、って恵莉ちゃんもカタすぎ!
恵莉:うう……けいごはくせなのでゆるしてください……
氷雨:あ、あのー……
歓子:ん?
氷雨:え、えと、今日は誘ってくれて…ありがとう。
歓子:あはは、お礼なんていらないよ~。
あたし前から朝霧さんと話してみたかったし!
こっちこそ、来てくれてありがとうね!
氷雨:で、あの……今日は、これから何をするの?
歓子:まぁ、なんてことはないよ。ただ集まってお茶しながらおしゃべりするだけv
今日は、ねぎ社の10代女子、しかも彼氏いない子限定!
恵莉:……ええっ?そんなきまりごとが、あったんですか?あの、わ、わたしは………
歓子:某烏丸さんのこと言ってるのかなぁ~?まぁまぁ♪細かいことは気にしないの!
氷雨:(烏丸……雪彦お兄さま……のこと?……じゃあ、もしかしてこの人が……)
歓子:さってと!色々買ったし、早くあたしん家いこ!
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(三輪家)
恵莉:……うわぁ……三輪さん家、大きいですね……
歓子:そお?まあ、うち家族多いからね~。
おじいちゃんおばあちゃんに両親にあたし含めた四姉妹、住んでるからね~。
恵莉:そういえば、いもうとさんが3にんいるっていってましたね…。
氷雨:妹3人…いいなぁ…。
歓子:あはは、そう?朝霧さんは兄弟いるの?
氷雨:いないけど…。
歓子:そっか~。ま、散らかってて、若干うるさいかもしれないけど、
あがってあがって~!
(歓子の部屋でしばし談笑)
歓子:……いつもなら、森川さんも呼ぶんだけどね~。森川さんの話面白いんだよ!
でも、今日は彼氏いない子だけってことにしてたから……
恵莉:いつもそんなこといわないのに…なにか、かんがえでもあるんですか?
歓子:……ふっふっふっふっふ~……
恵莉・氷雨:???
歓子:10代の女の子同士で友好を深めたいのがまず一番だけど……
10代の男の子とも交流を深めたいの!あたし!
恵莉・氷雨:∑( ̄□ ̄;)!?
歓子:…っとーいうわけでー!まぁ、合コンとまではいかないんだけどさ、
10代社員交流会ってことで、10代の彼女いないサビシー男どもを
今日はここに招待してるんだなこれが!
恵莉・氷雨:∑( ̄□ ̄;)えええええええええっっっっ!?
大空:ごめんくださぁ――――――いっ!!!!
氷雨:この声…青木さん!?
歓子:あぁ、来た来た!
青木に、10代の男でうちの会社の関係者あと二人連れてきてーって
頼んであるのよね♪
恵莉:というか…おとこのこをおうちによんで、ごかぞくになにもいわれないですか…?
歓子:大丈夫!うちそういうとこ気にしない家だから!
さぁーて、どんな男を連れてきてくれたかなぁーっと♪
氷雨:(女の子同士ならいいのに…嫌だなぁ…)
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大空:よっす!歓子ちゃん!言われたとおり、10代の男二人連れてきたぜっ!
どいつもこいつも俺オススメのイケメンぞろい!
でもま、一番いい男は俺だけどねっ!なーんちゃって♪
八雲:どうもこんにちは。言われたので付いてきただけだけど。
パノス:ねーねー大空兄ちゃん!ここでなにすんの?
歓子・恵莉・氷雨:…………………
大空:あれ?どしたのみんな?なんか複雑そーな顔して!
歓子:どしたもなにも、何考えてんの青木!一人は子供じゃん!!!
パノス:子供とはしつれーな!オレ10歳だぞっ!
恵莉:こどもですね…
歓子:あともう一人は浪路先輩の弟でしょ!変態的なシスコンで有名な!
八雲:俺ってそんなに有名なの?だから俺はシスコンとかそういう軽いものじゃ
ないんだけどな。好きになった人が姉さんだったってだけd
歓子:シスコンだから!!!!!!!!
氷雨:(なんか変な男ばっかり……まあ、むしろそれでよかったかも……)
歓子:青木のバカ!ポンコツロボ!!! もっと他に適役いなかったわけぇ!?
大空:∑ポンコツロボとかひでぇ!えーだって俺が他に呼べそうな10代男子って……
ゆたかは姉ちゃんのイベント見に行くとかで留守だったし…
ジョナサンは誘いに行ったけど…興味ないって断られたし…
氷雨:お友達少ないんですね。
大空:∑( ̄□ ̄;)ひどいよ氷雨ちゃん!!!