奈津恵:―――と、言うわけで…今年も新人さんを採用致しました。
お二方には申し訳ないけど、人手不足が深刻なので研修期間なしで
所属部署も決定させて頂きました。
夜半:奈津恵ちゃん、おととしの4月3日と冒頭文が同j
「スパン!!」(全部言い切る前にハリセンで叩かれる)
……痛てて……今年はとうとう叩かれた……
奈津恵:ではお二人とも自己紹介、お願いできますか。まずは大島君、どうぞ。
梧:はい。初めまして、大島 梧(あおぎり)と申しま……
橘:(ガタッ)(゚Д゚) 梧 !?
梧:はい、あなたの弟の梧です。(にこにこにこ)
橘:ち……ちょっ……君まだ大学行って……
梧:大学? あぁ辞めましたよ(にこにこにこ)
橘:( ゚д゚)
梧:大学生やってるよりも、もっとやりたいことが出来たって、母さんに言ったら
案外あっさり納得してもらえちゃって。
というわけで今日からよろしくお願いします♥大島主任。
橘:( ゚д゚) ポカーン
満:ってかお前兄貴のくせになんも知らなかったのか?
みんな結構話題にしてたんだぜ~? 橘の弟が入社してくるって。
橘:え…えぇぇ……僕、そんなこと全然聞いて……
満:ま、面白いから黙ってよーぜ、って
みんなに呼びかけたのはオレだけどな!
橘:(;゚Д゚)遠山さん!!??
愛子:それにしても大島さんの兄弟ってみんな同じような顔してるのね!
なにかのDNA強すぎ !?
梧:あははは~。よく言われます。
愛子:これでこの社内に大島さんが3人(橘・梧・椎子)か~。
下の名前で呼んで区別つけるのはいいとして、
ますます大島主任の苗字が忘れ去られそうな気がするなっ!主に某彼女さんに!
橘:ガ━━━(;゚Д゚)━━━ン!!
梧:はい、というわけで今少し話にも出ましたが、ついこの間まで大学生やっていました。
憧れのねぎ秘密結社に入社できて、光栄に思います。
所属部署は広報部になりましたので、今後もご指導ご鞭撻のほど、
よろしくお願いいたします。
浪路:(この会社に憧れることの出来る部分て、なんかあったっけかな~……)
奈津恵:では次、千歳さん、お願いします。
あこ:はい!……初めまして、ち…千歳あこと申します。
つい先日まで長野県にて暮らしていましたので
初めて都会に出てきてすごく緊張しています……(がくがくがく)
照美:やっほーあこちゃん!
そんなキンチョーしなくてもみんな変な奴らばっかだから大丈夫だっての!
次郎:照美さ……南十字部長、そのフォローの仕方はどうかと思うッス…!!!
あ…あこ姉……じゃなかった、千歳さん、ようこそいらっしゃいましたッス!
あこ:!!(馴染みの顔を見つけてちょっとホッとする)
沙織:あれぇ? 照美ちゃんに泉君、彼女と知り合いなん?
照美:えぇ…
次郎:まぁ…
沙織:??
照美・次郎:^^;……(多くは語れない)
あこ:そ、それで……私、事業企画部に所属になりました…!
わからないことだらけですが、よろしくお願いいたします!
沙織:おぉ、ウチの部署なんか~! これからよろしくね!
いや~久々に事業企画部に若い女の子とかうれしーねー!
あこ:え、わ、私そんなに若くないですよ…!?高校卒業して随分経ちますし…;
照美:23なら十分若いでしょ。
ってか沙織さん!若くなくて悪かったわねぇええ!!!
(ぎりぎりぎりぎり ←沙織の首根っこつかむ)
沙織:あっはははは照美ちゃんは若いんじゃなくて若作りなんだからいーじゃん!
照美:(゚Д゚)フォローになっとらんわっ!!!せ