湧木:どぉもー!湧木です。なんか気付いたら前回から1年近く経ってた!
待たせてゴメン!え?待ってない?(≧▽≦)いやっはー
まぁ、あれから約1年…社員寮『わけぎ』は、どう変わったかというと…
…特に、ナンも変わってないッスね!
梧:一応、203号室に僕が入居しましたけど。
湧木:Σ(≧▽≦)おおっとそうだった!あおちゃんゴメン!忘れてたわ!
梧:忘れられてた……(´`)
湧木:とゆーわけで新しい住人の大島 梧くん!今年の4月に入った新人さんやね!
ちなみに大島主任の弟なわけだけど、大島主任は確か実家から通ってるよねー。
あおちゃんなんで寮に入ったん?うれしいけど(´∀`)
梧:僕、高校から大学までずっと寮だったんで…まぁ大学辞めちゃいましたけど、
今更、実家に食客が増えてもなぁと思いまして。
湧木:食客て。。実家なんだから遠慮しなくてもいーんじゃ?
梧:というのは建前で単に柊兄さんと一緒に住みたくなかっただけですけどね~^^
湧木:∑( ̄□ ̄;) 本音ktkr
梧:まぁ、一人暮らしなんて高校時代からやってることだし、全然平気ですよ。
お家賃安いから、むしろ学生時代より楽々ですし。
湧木:ふむふむ…そっかそっかー(社員名簿のデータ見ながら)
……って、おお?
梧:? どうしたんです?
湧木:ちょっとちょっと、あおちゃん血液型なに?
梧:それに書いてありませんか?O型ですよ。
湧木:∑( ̄□ ̄;)なっ、ななななんだってぇえええ~!!!!
梧:な、何ですか? O型だとなにかまずいんですか?
湧木:(102号室のドアをどんどん叩く)部長!白鳥ぶちょぉおお――――!!!!
夜半:……なんだい湧ちゃん……そんなに慌てて。
湧木:あおちゃん……大島 梧くんO型だって!!!
夜半:それがどうしたの。
湧木:(´□`;)えぇぇええ~!前に住人の血液型調べた時に、
ことごとくA型ばっかで部長ちょっとガッカリしてたじゃん!
夜半:……そんなこともあったっけ……
湧木:待望のO型くんだよ!喜ぼうよ!
夜半:うん…まぁ……あの時別にそこまで深刻にがっかりしてたわけじゃ……
梧:というか、O型だということで何かやることでもあるんですか?
夜半:ないよ。
梧:…………。
夜半:…………。
湧木:(´゚Д゚`) やることもないしオチもない!
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
湧木:まぁそれはさておき、この社員寮『わけぎ』も、とうとう空き部屋@1ッスよ!
こーりゃぁ急いで増築しないといけないなっ!というわけで白鳥ぶちょー!
夜半:何。
湧木:こっちの裏の空き地にどどーんっと、新しい社員寮いっこ建てて!
夜半:は?
湧木:は、じゃないですよお(≧▽≦)ほら、魔法でスパッとズバッとドビューンっと!
夜半:いきなり何も無いところから建物ひとつ建てるなんて無理だよ。
湧木:( ̄д ̄)エー そうなんスか?
夜半:雪も積もってないのに雪だるま作れって言ってるのと同じだよ。
……まぁ、正直出来なくはないけど、ものすごい労力使うから。
湧木:労力?
夜半:例えば今言った例で言うと、
まず雪を降らすために天候を変えるところから始めないと。
湧木:∑( ̄□ ̄;)そりゃ大掛かりだ!
夜半:だから建物建てて欲しいなら、建物一戸ぶんの資材をそこに置いてくれないとなぁ。
湧木:むむぅ~、そうなのかぁ。よーしそれなら資材手配しちゃうんだからねっ!
部長、頼んだよぉおおおお~!!!
夜半:……結局俺がやるのかぁ。