[NEWS] 第1回ねぎ社魔法少女オーディション

○刊ねぎ秘密結社ニュース

(ねぎ秘密結社、会議室)


英司:というわけでっ!ねぎ秘密結社広報部主催!
第一回ねぎ社魔法少女オーディションを
開催するよっ!
審査員はこのわたくし!広報部部長の沢井英司っ! と!

満:なんでかわからんけど情報システム部長!遠山 満・通称まん部長! と!

早瀬:……総務部長、奥田早瀬……(頭を抱える)

英司:が!厳正かつ茶目っ気たっぷりに審査するよっ!


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早瀬:というか何なんですか、魔法少女オーディションって……

英司:おやおやぁ~? 奥田君、企画書ちゃんと読んでないなぁ~??

早瀬:はぁ、表紙見ただけで何かの冗談としか思えなかったので。

英司:もうっ><審査員がそんなことじゃあ、ダメだぞぉっ!

早瀬:(そもそもなんで俺が審査員なのか……)

英司:今回のこの広報部が全面プロデュースする企画では、
魔法少女をコンセプトのキャラクターを社のキャラクターとして
起用として色々と活動してもらう
っていうか社の誰かにただ単に
魔法少女やらせてみたいってだけだけどね!
っていう

早瀬:沢井部長、後半身もフタも無いです。

満:とりあえず18歳以下の女子なら誰でも応募OK!ってことで
事前に社内で募集したんだよな?
あれから誰か応募あったんか?英司さん。

英司:無い!

満:(ずるっ)じゃあ今日のこのオーディション、意味ねーじゃん!どーすんだよ!

英司:そうだよね!でも正直、18歳以下の女子っていうと
該当者がすっごく限られるから、

もう無理矢理身柄確保してここに連れて来る事にした!

早瀬:(該当の社員は本当に気の毒だな………)


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【エントリーNo.1 長谷川恵莉】



満:なんだ恵莉じゃねーか。

恵莉:な、なんだ、って……遠山ぶちょうー!?
な、なんだかいきなりひっぱられてつれてこられて…
(おろおろ)

満:じゃあ率直に言うか。オレと契約して魔法少女になれ!

早瀬:命令形――――――!?

恵莉:い、いやですー!

満:(゚Д゚)なんだと嫌だと

早瀬:(そりゃ嫌だろう……)

英司:こらこらまんちゃん。そんないきなり唐突に言われても、
ハイなんて言えるわけないだろう。


恵莉:……うう……

英司:ごめんね?恵莉ちゃん。説明するとだね、
君にはかわいい魔法少女のコスプレしてもらって、

会社のイメージキャラクターとしてアイドル活動をしてもらおう
ってことなんだけどね。
というわけで契約しようか。

早瀬:多少説明が加わっただけで無理矢理なところは変わってないです!


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【エントリーNo.2 三輪歓子】



歓子:嫌です。

英司:∑まだ何も言ってないよ歓子ちゃん !?

歓子:沢井部長が主催する企画なんて、
アイドルになって○○しろとかそーいうのでしょう?嫌ですよ。
絶対にやりません。


満:そーいや歓子は今回に限らず、前から英司さんにスカウトされてたんだっけな。

歓子:そうです。しつこいったらないんですよ!

満:じゃあ英司さんじゃなくてオレと契約して(略)今なら奥田が付いてくる!

早瀬:付いてこない!!!

歓子:えっ……(ちょっと揺らぐ)

早瀬:三輪も揺らぐんじゃない !!!


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【エントリーNo.3 西城寺初南賛】

早瀬:ちょっ……何故西城寺が!?

満:いやーほら、歓子が英司さんの部下で、恵莉がうちの部下だったから、
奥田の部下っぽいやつを…


早瀬:確かに18歳以下だけど……西城寺は男じゃないですか!

英司:まーこの際若けりゃ男の娘でも!西城寺君なら役者経験もあるしねぇ!
ねぇ西城寺君!


初南賛:はぁ。会社が必要としているなら……僕の演技力に見合った報酬が
戴けるので
(目が死んでる)

早瀬:西城寺もそこで役者根性出さなくてもいいから!
というかウチの部署(正確には人事部)の人間を
変なことに巻き込まないでくださ……


???:ちょぉっとぉ~~ン?
奥田さんの部下といえば、大事なヒトを忘れてないかしらン?


早瀬:そ、その声は………


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【エントリーNo.4 成沢 明】




英司:…………

満:…………

早瀬:………成沢………(汗)

英司:明くん……今年で何歳だっけ……?

明:25歳でぇす(≧▽≦)
ついでに言えば奥サンもいるし娘もいまぁすン

満:色々とアウトじゃね?

恵莉:でも……とってもかわいいですね……

歓子:うん、勝てる気がしない。最強すぎるわ。

初南賛:やる気にも満ち溢れていますね。
やっぱりこういうのはやる気がある人にやってもらうのが
一番じゃないでしょうか…。


明:も~ぉ☆ やる気ならもうビンビンよぉン
今日からでも、偽魔法少女マジデ☆あきらとして活躍する気は十分よぉン

満:……あっははは!それいーな!んじゃもう魔法少女はハリーちゃんで決まり!

英司:しかし、応募基準を満たしてる社員が我々のところにいたのに、
それらを押さえて総務部に持っていかれるとはね~


満:そーだな!総務部にはかなわねーわ!なぁ奥田!お前の総務部はほんとすげーわ!

早瀬:こんなことで褒められても
全然嬉しくありませんっ!!!

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