(情報システム部)
幹雄:失礼します。
満:おう、どーぞどーぞー…って、幹雄じゃねーか。
幹雄:あ、遠山さん。お久しぶりです。
満:久しぶり?あーそーいや久しぶりだなぁ。
お前が国際部に行って、もう結構経つもんな~。
幹雄:そうですね~。情報システム部にいた頃が懐かしいです。
この、たくさんのパソコンに囲まれて、他のオフィスより若干室温が高い感じとか…。
懐かしいよね?ビビアン。
満:あはははは!相変らずビビアン連れてんだなー!
幹雄:それはもう、僕とビビアンは一心同体ですから~。ねぇ?ビビアン。
満:ところで、お前がここに来るなんてホントめずらしーな!どうしたんだ?
幹雄:あ、ええと。浪路さんからDVDを借りていたので返そうかと。
満:なんだ浪路からAVでも借りたのか?
幹雄:借りてません(汗)
満:浪路なら今日は午後からだぞー?
幹雄:あぁ…そうなんですか。
恵莉:遠山ぶちょうー。このしょるいにハンコを…あ、こんにちはです。
幹雄:こんにちは。
杏寿:(席を外していたが戻ってくる)戻りました~。……あ、どうも、こんにちは。
幹雄:こんにちは~。……二人とも、情報システム部の方ですよね。
恵莉:? そうですよ。
幹雄:へえ…
杏寿:?
幹雄:いえ、女性が多くて華やかでいいなぁと思いまして。
国際部は男性が多いですからね~。
満:幹雄がいた頃はここ男ばっかだったもんな~(浪路は女だというツッコミは省略)
恵莉:このぶしょが、男のひとだらけだったなんて…いまじゃしんじられないですね。
杏寿:そうですねー、だってお隣の事業企画部だって…
(噂をすると、会議から帰ってきた事業企画部の面々が揃ってオフィスにやってくる)
照美:は~、終わった終わった。
……あら、国際部の高層ビル群のひとりじゃない。(参照)
ここに何の用かしら?
幹雄:∑覚え方が酷い!?
芹子:あら~、中原さんじゃないですか。お久しぶりです!ビビアンも久しぶりー!
あこ:??(芹子さん、誰に話しかけてるんだろう…)←ビビアンのこと
千雪:……何か、ここに男性が一人増えるだけでも、とても新鮮ですわね。
幹雄:(そ、そうだ…鳥居さんの言うとおり…ここ、遠山さん以外全員、女性…!?)
沙織:いよーっす!賑やかなところに沙織ちゃん乱入!
照美:あら、沙織さん。産休中なのにどうしたの?
沙織:定期健診帰りにちょっと寄ってみた!
照美:あらそれはご苦労様。どう?順調?
沙織:順調じゅんちょー!何の問題もなっしんぐ!!!
千雪:それは喜ばしいことですわね。でも、油断せず大事になさってくださいね?
杏寿:わぁ~、お腹大きくなってきましたね。
あこ:本当…!最後に会った時より、だいぶ大きくなりましたね。
恵莉:あかちゃんがうまれてくるの、すごくたのしみですね…!
・ ・ ・ ・ ・
幹雄:……わ、わぁ……(大勢の女性たちの会話に圧倒される)
すごく賑やかだね…ビビアン…
遠山さんも、男性一人で圧倒されたりしないんですか?
満:オレ? べーつにー?
こうやってな、女どもの会話に入れなくてどーしよー、って時はなぁ……
(いきなり上半身裸になる)
秘儀!まんちゃんメタボ腹踊り――!!
幹雄:∑( ̄□ ̄;)!?
満:ほ~らホラホラ!オレの華麗な腹踊りを見ろ――――――!!
(女性陣の視線が一気に満に移る、が…)
芹子:なにみっともないことしてんのよ―――――!!(殴る)
照美:きしょいもん見せるんじゃないわよ―――!!(蹴る)
沙織:胎教に悪そうなモン見せんな!!!! あこちゃん、こいつ殴って!
あこ:∑ええええ!?こ、こうですかね…?(けっこう思いっきり殴る)
満:(袋叩きにされながらも)いえーいオレモッテモテ~!
・
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恵莉:中原さん、遠山ぶちょうってむかしから、あんなかんじなんですか…?
幹雄:え、ええと……そういえばそうだったかもしれないですね……。