満:…が、出たんだってよ。知ってたか?
浪路:なっ、何!? んじゃもうここでタバコ吸ったらマズイのか!?
奈津恵:(浪路のくわえていたタバコを取り上げる)
そうよ、東堂さん。というわけでこれからよろしくお願いね。
浪路:なっ…なんだとお!? 俺タバコ吸わなきゃ死んじまうって!!
奈津恵:タバコを吸わない方がよっぽども長生きしますよ?
決まったことなんだから、きちんと守って下さいね!
(奈津恵、去る)
浪路:…おいおいおいおいおい~~~ちょっと待ってくれよ…どうするんだよ…
満:しかたねぇだろ。
浪路:…満、お前俺と同じかもしくはそれ以上吸うクセに
よく、んなヘーキな顔してられるな…
満:…タバコの話題はもうよせ…
浪路:?
満:…平気なワケねぇだろ…本当は…
吸いたくて
吸いたくて
吸いたくて
吸いたくて
吸いたくてたまんねぇんだよ~!!
浪路:(や、やっぱりガマンしてたか…)おっ、落ち着け満……
あ、そういえば仙波のヤツはどうしてんだ?
あいつも俺らと張るくらい吸うハズ…
継人:何騒いでんだ?お前ら
浪路:せ…仙波…。オフィス禁煙になったの聞いたか?ひでぇよな…
継人:は?別にどうってことないだろ。むしろ今更って感じだな。
浪路:今更ぁ?
継人:研究室はもともと禁煙だからな。オフィスも禁煙にならなきゃ不公平だぜ。
満:そっか、そうだったっけなぁ。
で、お前タバコはどこで吸ってんだ?わざわざ屋上行ってるか?
それともまさか一日中ガマンしてるのか?
継人:んなわけねぇだろ、めんどくせぇ!…ちょっと来てみろ。吸える場所あるから。
満・浪路:はぁ?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
満:なーる、こりゃいい場所だ!
浪路:窓際だから日当たりもイイしなぁ。穴場だな。
英司:……君たち……何しに来たんだね…?
(英司のデスクに腰掛け、タバコを吸う3人。
ここは社員食堂。当時広報部は専用のオフィスがなく、食堂で業務をこなしていました。)
満:しょーだねーだろ?灰皿英司さんのデスクにしかねぇんだから。
浪路:確かに食堂は禁煙じゃねぇもんな~
とゆーわけで沢井さん、同じ愛煙家同士よろしくな!
英司:こっ、ここは喫煙席かねっ!?
継人:…普段変な人形好き放題作らせてやってんだから
(※継人も何度もモデルにされているらしい)
このくらいで文句言うんじゃねーよ。(と、凄んで英司の後頭部を蹴る継人)
英司:はっ…ハイ…(すごすご)
(管理職の威厳無し・笑)