(営業外回りから帰ってきた次郎。更衣室入口前にて。)
愛子:やぁっほ~次郎くん!探してたんだからねっ!(いきなり腕にしがみつく)
次郎:!!!???!?!? な、なななななんッスか百武さん!!!??!?
愛子:やだなーあたしたち同い年じゃん!愛子って呼んでいいよ~
次郎:ぅへあっ!!??!?そそそそんなよよよ呼び捨てだだだなんて!!!??
愛子:あっはは!次郎くんておもしろーい♪
次郎:ええええええ、え、えとあの、その、で自分に何のご用件がっっっ
愛子:んもー、今日が何の日かわかってる?
次郎:ええ、えっ、えっと、ニュースの日付は2月22日ッスが
今日は2月13日ッスね!!!!!
愛子:運営上の事情まで説明しなくてもいいのに><;
今日は13日だけど明日はバレンタインだよね!
次郎:そ、そそそうッスねぇ!!! 自分あまり縁がないッスが!!!!
愛子:縁がないなんてさみしいこと言わないでよっ!はいっコレ!
次郎:!!????!!!! こ、ここここここここれはもしやっっっっっっ
愛子:次郎くんのためだけのバレンタインチョコだよっ!
次郎:ええええええ!!!???!!?
愛子:しーーっ!声大きいってば!
次郎くんだけにあげたいからわざわざここで呼び止めたのに!
次郎:○▼◎×◆☆¥@%&#$!*!?!!?(信じられなくてもう声にならない)
愛子:ちなみにて・づ・く・りだから今日中に食べてね♪
次郎:あwせdrftgyふじこlp!??!?!!??(同上)
愛子:あっ、そうだ。食べた感想は必ず聞かせてね♪
じゃ、外回りお疲れさまっ!
(走り去る愛子)
次郎:……………う、嘘みたいッス………百武さんが………自分だけに………??
あ………あ、あんな、か、可愛い女性が………自分だけに………??
”食べた感想は必ず聞かせてね♪ ”
次郎:…そういえば…やけにそこだけ大文字で強調してたけどなんだったッスかね……?
初めての手作りだから感想が欲しいんッスかねぇ……
ま、まあ手作りなら早めに食べるのが一番ッスね!!
で、では……いただきますッッッッッッッッッ!!!!!!!!
……………………
愛子:久我さーーん♥♥♥ 渡してきたよ~っ♥
久我:おお、愛子くんご苦労様。で、誰に渡してきたんだね?私の手作りチョコは。
愛子:次郎くんに!……だって、久我さんの特製チョコは
強力で肉体が強靱な男の人以外が食べると死んじゃう
かもしれないとか言うから………
久我:フフフフ……そうだね……
この社内だと耐えられるのは奥田君か柴田君か泉君くらいだろうね……フフフフ
愛子:で、柴田部長は奥さんいるしー、奥田さんは彼女いるしー、
と言うかそれ以前に怖いしー。ってなワケで次郎くんに♥
久我:フフフフ…泉君からの報告が待ち遠しいな……フフフフフフフ……
愛子:久我さんっ!実験のお手伝いしたんだから約束の逆チョコちょうだいっ♥
久我:おお、そうだった……はい、
走れば走るほど体力がチャージされるという久我逆チョコだよ……フフフフ
愛子:きゃぁ~~っ♥ やったぁぁ♥♥♥ 久我さん大好きっ♥
(その後次郎がどうなったかは想像におまかせしまs)