真凛:えぇっと……そろそろかな……これをココにセットして……っと。
なんだか、同じ部署のセンパイを罠にかけるってマジ気が引けるけど…
これもクライアントの指示だから仕方ないよねェ~
あっ……来た!(ササッ ←隠れる
明:ふんふんふふ~ん♪ 初売りの福袋、イイモノい~っぱい入ってたぁン♥
ン?なにアレ?ザルにつっかえ棒とかいつの時代の罠なのォ?
あからさま過ぎてギャグなんだけどォン♥
置いてあるあのちょっとゴージャスな箱は………えぇッ!?
コレはッ……クリスマスに限定1000セットだけ販売された
あの有名ブランドのコスメセットォォォォ!!!???
眞妃ちゃんが抽選で奇跡的に当てたけど、ボクには触らせてもくれなかったヤツゥゥゥ!!!!!
なんでそんなモノがこんなトコに落ちてるのォォォォ!!???(がばぁっ!!!)
…………アッ――――――!!!!!
(明の意識がブラックアウト)
・
・
・
・
・
・
・
明:ンンン………一体なにが起こってるのン………ここは………あ、アレッ!?
明:……あ……あのォ……どういう状況?コレ
眞妃:おはよう明。まさかこんな簡単にかかるとはね。
……はい、天道院さんご苦労様。これ報酬です(お年玉袋)
真凛:うわぁーいやったぁー♥ありがとございまーす成沢部長~♥
成沢センパイごめんね~♥そういうことだから~!ではまた~!
明:えっ、真凛ちゃん!? な、なになにどういうこと!?
眞妃:あなたを罠にかけるのに、わざわざ忍者の彼女に頼むまでもなかったかしら…まあいいわ。
明、あなたをそういう状況にするにはこういう理由があったからよ。
明:ネタ――――――!!!!
っていうかなんで「ハリーちゃん」!?「成沢 明」じゃないの!?
眞妃:成沢 明の方の結果だと社長がつまんないっていうから
明:絶対そっちのが良かった――――――。゚(゚´ω`゚)゚。
眞妃:っていうかね、明。あの罠に置いておいた化粧品は私のなんだけど、
明:あ、やっぱりそうなんだ。そうそう道端に落ちてるわけないよねッ!
眞妃:男なら女性用コスメセットに釣られずに
普通にメンズコスメ使え――――――!!!!!!!!!!
明:工エエェェ(>д<)ェェエエ工~~~
眞妃:それに化粧なんてして、それ以上可愛くなってどうすんのよ!!!!
ただでさえ狂気的で凶器みたいなかわいさしてるのにそれを更に綺麗に着飾るとか全くもうどうかしてるとしか思えないんだけどぶつぶつぶつぶつ
明:あれ?コレ、ボク怒られてるの褒められてるの????