○刊ねぎ秘密結社ニュース [NEWS] 照美ちゃんの新年会 -泉家の嫁(仮)Ver.-3 夜になり、雪がちらつき出した泉邸の、裏庭。かなり冷え込んできているにもかかわらず、着物にエプロンのみの姿で、あこが佇んでいた。(私は……ここに居るって決めたんだもの……ここに居なきゃ、私なんて……)先ほど零れ落ちそうだった涙は既に乾いていた... 2013.01.20 ○刊ねぎ秘密結社ニュース
○刊ねぎ秘密結社ニュース [NEWS] 照美ちゃんの新年会 -泉家の嫁(仮)Ver.-2 「どうも、明けましておめでとう。良く来てくれたねえ~、照美さん」新年で、お酒も入ってかなり上機嫌の次郎の父、孝信に声をかけられ、 思わずそっぽを向く照美。「あ、あはい、おめでとうございます………あの、そのすいません……… 一度婚約破棄したっ... 2013.01.13 ○刊ねぎ秘密結社ニュース
○刊ねぎ秘密結社ニュース [NEWS] 照美ちゃんの新年会 -泉家の嫁(仮)Ver.-1 「………めんどくさい………」車の助手席にもたれながら、南十字照美はため息混じりに愚痴を吐き捨てた。確か、前の正月も同じ言葉を吐いた記憶がある。その時も、今と同じ場所へと向かっている時であった。だが……。「どうしたんですか? 照美さん。 ……... 2013.01.06 ○刊ねぎ秘密結社ニュース
○刊ねぎ秘密結社ニュース [NEWS] 照美ちゃんの新年会(後編) 翌日。 会社の年末年始休みも明日で終わりで、照美は今日、東京に帰る予定だ。 年末からずっと実家にいるため、色々と帰り支度が必要なのだが そんなことに手をつけている場合じゃない、と言った具合に、 照美はぐったりと横になっていた。 「照美?そろ... 2011.01.09 ○刊ねぎ秘密結社ニュース
○刊ねぎ秘密結社ニュース [NEWS] 照美ちゃんの新年会(前編) 「めんどくさい…」いつだか、祖父に連れられて来た時も同じ言葉を吐いたっけ。そんなことを思い出しながら、南十字照美は実家の老舗和菓子屋「南屋」の従業員が 運転する車で、実家の近くのとある場所を目指していた。「照美さん、ここです。着きましたよ」... 2011.01.02 ○刊ねぎ秘密結社ニュース