小説/本文 [小説]因縁 – Connection -(終) その後、美彦は。仙台支社勤務から本社勤務へと異動が決定し、東京へ戻ることになった。それと共にみゆきは会社を辞め、二人揃って帰京した。「それにしてもさ~、まっさかあんたが柏葉くんと結婚するとはね!」東京へ越してきて2ヶ月。中学時代からの友人、... 1992.05.03 小説/本文
小説/本文 [小説]因縁 – Connection -(5) 数日後。みゆきの父の葬儀が執り行われた。彼女はこの日、涙も見せずに喪主を務めた。葬儀には、父の会社関係の人間や、みゆきの学生時代のクラスメイトなどが多く訪れた。驚いたのは、柴田家の血族や親戚関係の人間が一人も訪れなかった事だ。・葬儀を終え。... 1992.05.02 小説/本文
小説/本文 [小説]因縁 – Connection -(4) それから二人の、同じビル内での日常が始まった。元々小さな雑居ビルな上に、みゆきの会社が6階、美彦の会社が5階にあるので、顔を合わせるのはしょっちゅうだった。ほとんど高校時代に逆戻りである。だが…次第に。会えば言葉を交わし、暇が合えば昼食を共... 1992.05.01 小説/本文
小説/本文 [小説]因縁 – Connection -(3) 東京を離れて約3ヶ月。仙台に越してきたみゆきは、新しい生活にも徐々に慣れ始めていた。父の容態も、思ったよりも安定して来ている。何かが起こっても、病院は会社のすぐ近所なのでいつでも駆けつけられる。毎日仕事を終えた後、病院へ通うのがみゆきの日課... 1992.04.30 小説/本文
小説/本文 [小説]因縁 – Connection -(2) それから二年後の、10月。美彦達は三年生になった。不幸なのか幸いなのか。毎年クラス替えがあったのにも関わらず、美彦もみゆきも、ずっと同じクラスであった。相変わらずみゆきを追いかける美彦。相変わらず美彦を相手にしないみゆき。そんな様子を傍から... 1992.04.29 小説/本文
小説/本文 [小説]因縁 – Connection -(1) 4月。「体育館前の掲示板に、クラス分けが貼り出してあるので各自確認のうえ、それぞれの教室へ行くように。」入学式を終え、学年主任がそう指示すると、新入生達は一斉に体育館前の掲示板へと向かって行った。ここは、私立春雨高等学校。都立の名門校である... 1992.04.28 小説/本文
小説/本文 [小説]因縁 – Connection -(プロローグ) とある年の、2月。東京都立英南台高等学校。今日は入学試験が執り行われており、たくさんの受験生達でごった返していた。そんな中…校門前に、目の下にクマを作った坊主頭の中学生が一人、不気味な笑みを浮かべて仁王立ちしている。「ふ……ふふふははは……... 1992.04.27 小説/本文
小説/タイトル一覧 [小説]因縁 – Connection – 時は十数年前――――名門私立高校を受験に来た美彦は、消しゴムを忘れてきてしまい、試験会場で大騒ぎする。そこで、未来の妻であるみゆきと初めて出会うのだが…。これは、柴田美彦・みゆき夫妻がまだ交際していない頃の過去の物語です。【登場人物】(過去... 1992.04.26 小説/タイトル一覧