(開発研究室)
上総:購買部で緊急に人員を募集してるそうですよ、湧木君。
湧木:……なんで僕に向かって言うんっスか?桐島主任。
上総:え?だって君、人手の足りない部署を転々とするそんな存在じゃなかったでしたっけ?
購買部に行ったらどうです?
湧木:うーわー… 遠まわしのようでいて実はすっごくストレートに
お前早く開発から出てけよって言ってるっスねー。
上総:えぇ?僕はただ君の役割を思い出させてあげただけですけどね?
湧木:桐島主任こそ忘れてないっスか?
僕はもう穴埋め要員じゃなくて正式に開発研究室所属になったんっスよ?
(参考:○刊ねぎ秘密結社ニュース・2012年04月01日号)
上総:あれは僕が異動したらって話だったのでは?
湧木:そこでガキみたいな我がまま言って無理矢理残留したのは桐島主任の方っスよね。
つまり開発にとっていらない子は主任の方なんじゃ?
上総:嫌だなぁ、久我博士の一番の部下であるこの僕が必要の無い人間だなんて、
そんな筈はないでしょう?
いいから君は本来の役目を思い出してとっとと購買部へ行け。
湧木:本性出しやがったなこの陰険腹黒ドSメガネ。
アラウネ:ほ~らホラホラホラ!そこのお二方!この神聖な開発研究室で喧嘩なんかしたら、
このアラウネがオッパイ出しちゃいますよ~~~♥
上総・湧木:!!??
※出してません
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(総務・人事部)
奈津恵:とりあえず近辺に「社員急募」のポスターだけ貼ってみたけど…来るのかしら。
明:この会社って、大々的に募集かけられないのがなんともね~ン♥
初南賛:(僕はお父さん繋がりで入ったけど、
そもそもこの会社いつもどうやって人募集してるんだろ…)
↑人事部のくせに知らない
明:でも、氷雨ちゃん復帰したんでしょぉン?それでも人を募集するんですかぁン?
奈津恵:まぁ…元々購買部は3人じゃ足りない!
って柴田部長が嘆いてたからねぇ…。(参考)
結佳:一人でも入ってくれるといいですね。
購買部は倉庫の管理とかもありますし力のある男の人とか。
奈津恵:そう思って一応「力持ち優遇」って書いておいたわ。
初南賛:力持ち優遇…。。
みはる:ムッキムキのかぁぁっこいい男の子が入ってきたらいいのにな~~~><
奈津恵:筋肉質の男の人はたぶん社長が描けないから駄目よ。
早瀬:そこであっさりと裏事情暴露したらいけません瀬上部長…。
明:でも愛子ちゃんなんかは男の子に引けを取らない体力の持ち主だし、
健康でよく動く子ならどっちでもイイと思うのよね~ン♥
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(その頃、会社の近くの街角)
??:「正社員緊急募集!勤務時間9:00~17:00、
週休二日、月収○万円~ 力持ち優遇!」
力持ち優遇…? もしかしたら僕に合ってるかも?
詳細何も書いてないけど……色々条件は良さそうだなあ……。
でも、とんでもないブラック企業だったりして。
まあ、いいや。とりあえず電話してみよう。
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”トゥルルルル…… ”
みはる:はぁいありがとうございます♪ ねぎ秘密結社でぇす!
??:『すいません、求人ポスターを見て電話したんですけども…』
みはる:キタ―――(゚∀゚)―――!!!!
??:『!?』
みはる:あっごめんなさぁ~い>< ちょっと待っててくださいね!
– 保留中 –
みはる:瀬上さぁん!応募者来た!来ましたよぉー!
奈津恵:ちょっと森川さん、すぐに採用するわけじゃないんだからそんな大声出さないの!
みはる:あはっごめんなさい(*ノωノ)
奈津恵:早く代わって!………はい、もしもし。……………
みはる:声聞いた感じだと男の子っぽいけど…どんな子が来るのかなぁっ♥
奈津恵:………はい、じゃあ今日の午後2時にお願いします。………(電話切る)
あちらも今日暇してるようだったから、午後に面接することにしたわ。
明:(≧▽≦)きゃ~っ早速なのねン♥
結佳:これですぐに決まるといいですね。
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??:ここかぁ…変な会社名だけど、見た目は普通だなぁ。どんな会社なんだろう…。