小説/タイトル一覧 [小説]10月の奇跡 予知夢を見る能力を持つみはる。ある夜、橘に別れを告げられる夢を見た。それをきっかけに橘を意識し始めるみはる。しかしみはるは、眞妃に問い詰められても「橘は友達」と言い張る。そこで眞妃は、何とか二人を上手く行かせようと一策を練るのだが…。【登場... 1992.02.08 小説/タイトル一覧
小説/本文 [小説]継人でショート(第3話:大島家の人々) 天気の良い、日曜日の午前。継人は橘の家に来ていた。縁側で団扇を片手に、寝転がりボーッと空を眺めている、継人と橘。橘の家は、荘厳な植木が立ち並ぶ、日本庭園のある和風の家。都会のごみごみした住宅街の中で、まるでそこだけ京都の庭園を思わせるような... 1992.02.07 小説/本文
小説/本文 [小説]継人でショート(第2話:合コンでGo!) 昼休み。自分の席で居眠りをしていた継人の元に、システム設計部が誇る究極のナンパ男、東堂浪路が尋ねて来ていた。ちなみに浪路は見た目は男だが、本当は女。だが継人はまだその事実を知らない。「頼むよ、仙波ぁ~ どうしても頭数が足りなくってさ。可愛い... 1992.02.06 小説/本文
小説/本文 [小説]継人でショート(第1話:美女と和牛) 「ちっ……ついてねぇな…」日曜日、夕方。会社の近くのデパートに買い物に来ていた継人は、突然降り出した雨に舌打ちする。家を出たときには天気が良かったため、傘は持っていない。仕方がないので、近くにあった店の屋根の下で雨宿りをし、雨が止むのを待っ... 1992.02.05 小説/本文
小説/タイトル一覧 [小説]継人でショート 無口でクールで硬派な美青年・仙波継人くん。良くみりゃ結構お人良し?何気にイトコの橘並みに苦労人?そんな彼のショートストーリー3部作!第1話:休日の雨の日、継人は街中で偶然、成沢眞妃と出会ったが…。第2話:頭数が足りないからと、東堂浪路に無理... 1992.02.04 小説/タイトル一覧
小説/本文 [小説]私が発明する理由(終) 例の事件から、数日が経った。『某ライバル会社』特殊開発室は、恭一郎により全壊させられ、あのハッキング騒ぎも起きなくなった。奪われたデータも、アリスにより全てN.H.Kに返された。いつもの日々が戻ったのである。「…にしても…今回は久我さん、大... 1992.02.03 小説/本文
小説/本文 [小説]私が発明する理由(5) そして、夜。探偵・シャンゼリゼ島崎により再度、催眠ガスにて眠らされた社員達は、まだ眠ったままだった。どうやら、最初に恭一郎が撒いたガスよりも、さらに強力なモノであったらしい。「……っ……もうこんな…時間かよ……」またしても、一番先に目を覚ま... 1992.02.02 小説/本文
小説/本文 [小説]私が発明する理由(4) 「そ、それより!!久我さんを一人であっちに向かわせるのって、すっごい危ないんじゃないの!?さらわれたみんなと一緒にやられちゃうなんてことになったら……」不安げに愛子が言う。「そ、そうよ!!みんなで助けに行きましょ!!」愛子の言葉に同意する、... 1992.02.01 小説/本文
小説/本文 [小説]私が発明する理由(3) 1時間後。社員の中で、最も「久我の薬慣れ」している継人が一番に目を覚ます。「…ったくよー…どんな非常時でも非常識だよな…ヤツは…」まだ少しガスが効いている継人は、自分の席に戻って再度寝直そうと、研究室へと向かう。研究室に入ると、床に1枚のF... 1992.01.31 小説/本文
小説/本文 [小説]私が発明する理由(2) ”トゥルルルルル……トゥルルルルル…… ”満のアパートに、一本の電話が入る。悟史の妻、香澄からであった。「はい、遠山……ああ、香澄ちゃん!久しぶりじゃん!」『あ!遠山さん!?悟史さん、そちらにお邪魔してないかしら!?』「はあ?さとっつあん?... 1992.01.30 小説/本文