小説/本文 [小説]ユメノツバサ – The Double Actor -(終) そして…翌年の春。 「ほら、初南賛!早く早く!行こうよ☆」 「ちょ、ちょっとゆたか!早くって言ったって…ほんとに今日行っていいの?」 「だって、もうガッコも春休み入っちゃったしさ☆ ヒマなんだよ☆ それにおじさんも、いつ来てもいいって言って... 1992.06.02 小説/本文
小説/本文 [小説]ユメノツバサ – The Double Actor -(3) ゆたかが京都に来て、初南賛の謎が明かされてから、一年が過ぎた。 初南賛が父に会いに上京すると、待ち合わせて一緒に映画を見たり、遊んだり。 離れている時は、Webカメラを用いたボイスチャットで、初南賛が演技指導をしたりしていた。 しかし何故か... 1992.06.01 小説/本文
小説/本文 [小説]ユメノツバサ – The Double Actor -(2)Side “YUTAKA” 昨晩、一睡もできなかったゆたかは、寝不足で腫らせたまぶたを鏡で見ながら、溜息をつく。 昨日の撮影は散々であった。 同じ役者として先輩風吹かせたつもりが、逆に見せ付けられてしまうとは。 (同い年なのに…あんな演技できる奴も、いるんだな。完全に... 1992.05.31 小説/本文
小説/本文 [小説]ユメノツバサ – The Double Actor -(1)Side “Jonathan” ”ぼく、お母さんと一緒に行く ” そう言って、父の元から去り、母と共に、母の実家がある京都に来た。 (あれから、もう4年も経つのか……) 家庭を放ったらかしで全国を飛び回ってばかり、 話しかけてもまともに会話にもならない破天荒極まりない父の... 1992.05.30 小説/本文
小説/タイトル一覧 [小説]ユメノツバサ – The Double Actor – 離婚した両親の間を行き来する14歳の初南賛は、 父のいる東京で、駆け出し役者のゆたかと出会ったが… これは、西城寺初南賛と榊 ゆたかが中学生の頃の過去の物語です。 【登場人物】(過去の物語なのでその当時に合わせた解説です) 西城寺初南賛 ね... 1992.05.29 小説/タイトル一覧