[社員名簿]No.34　朝霧氷雨

「青木さんがいなくなるのは、だめです。いなくなったら、悲しい……です。……そばに、いてください」

社内のクーラー代わりだった烏丸雪彦がいなくなってしまったため、彼の代わりに入社した、彼と同じ雪女族の女の子。雪彦の姉・吹雪の部下的存在。雪女なのに男嫌いで女好き（レズ）の困った子。能力は雪彦よりも上で、感情にまかせて能力を暴発させたりすることもない。
頑張り屋さんだが真面目すぎてマニュアル通りのことしか出来ないのが欠点。吹雪から、人間に生まれ変わった雪彦とその周囲の監視を命じられている。

プライドが高く、自分（雪女族）は人間よりも上の存在だと思っているが、非常識集団のねぎ社の中にて予想の斜め上を行く出来事ばかりを目撃して腰を抜かす羽目になる。

人間の男性が大嫌いだが、同期入社の青木大空のことは男性ではなく、ロボ的なものと認識していたため親しく接していた。だが彼からの積極的なアプローチにより初めて男性として意識し、その際は社員寮全体を巻き込んだ騒ぎを起こしてしまう。しかし彼の決死の愛の告白により沈静化。大空のことは「男性は嫌いだけど、私は『青木大空』さんが好き。」という結論に落ち着き、以後、至極清い交際を始めることとなる。
ちなみに彼とのスキンシップのセーフラインは手を繋ぐこととハグまで。それ以上は怒る＆逃げる。

暑さや温かい食べ物など、基本的に耐性はあるがやはり寒いほうが好みで、自宅には自分が篭もるための巨大冷蔵庫に加え、エアコンが３台設置してある。

▼同人誌「放課後人外倶楽部」より