過去(1998~1999年頃)週刊連載していた「今週の社員さん」を復刻掲載!
インタビュアーはねぎ社長。
キャラの年齢や所属、家族構成などは当時の設定のままなので、
現在の設定と違いがあるものもあります。ご了承ください。
第8回 久我恭一郎さん(開発研究室/30歳)
社長:く、久我さん、今日はどうもお忙しい中…
恭一郎:…今日も朝の光がまぶしいな… また一日、世紀末へと近づいたのだな…
社長:あ…あのー、久我さん?
恭一郎:…だがここで油断してはいけない…
…私の開発した世紀の大発明さえ完成すれば…恐怖の大王もろとも世界は私のモノになるのだ…フフフフ……
社長:もしもーし…
恭一郎:…!! ああ…社長ですか…すいません…ちょっと考え事してまして…フフ…
社長:つーか全部聞こえてたけどね…考え事。
恭一郎:で、今日は何でしたっけ。インタビュー?
社長:そうそう。そのためにわざわざ研究室から呼んだんじゃないの。
恭一郎:あ、そうでしたね。では、どうぞ。
…あ、私の研究についての質問は控えていただけますか。
…例の計画がバレてしまっては元も子もないですからね…フフフ…
社長:誰が聞くかっっ!!(っつーか社長も知らない例の計画って。。。)
それじゃ、仲のいい社員さんって誰かいますか?
恭一郎:仲のいい…ですか?そうだなあ…特にいないか… 英ちゃんとくらいしか話さないな…
社長:「英ちゃん」ですか…(意外な呼び方だ…)
久我さんは今のところ研究室を一人で切り盛りしてるわけですが、
助手とか同僚とか必要じゃないですか?
恭一郎:そうだな…社長、今年入った仙波くんってまだ配属決まってないんだよね?
彼を研究室にくれませんか?彼はいいスジしてますよ~
社長:ど…どんなスジですか…?
恭一郎:フフ…彼は若いし、格好の実験材料として…もとい
いやいや、化学の才能があると私は見たのでね…
社長:実験材料とか言わなかったか今!?
恭一郎:フフ…なんでもないですよ…という訳で社長、考えておいて下さいね。
社長:は…はあ…
恭一郎:…さて…他に質問はありますか…?
社長:う、うーん…そうだねえ…
久我さん、なんかすっごく眠そうだけど、徹夜かなんかしたんですか?
恭一郎:ああ…そうだね…かれこれ5日くらい寝ていないかもしれないな…
社長:5日!?死んじゃいますよっ!?一体何してたんですかー!!
恭一郎:もうすぐ7月だからね…一刻も早く例のブツを完成させなければいけないのだよ…
時が経てば、社長、あなたにもお教えしましょう…
社長:(し…知りたいような知りたくないような…)
そういえば、久我さんってお嫁さん募集してたんですよね?
恭一郎:して「た」とは何事ですか社長!!!!して「る」ですよ!!!!
私の花嫁は随時募集中でありますっっ!!!!!
社長:ごごごゴメンナサイ……
久我さんはどーいう女性が好みなんですか?
恭一郎:そうですね…明るく健康的で、私の暗く長き戦いばかりの人生に
一筋の光を与えてくれるような…女神というか天女というか…
社長:(ほー…なんか意外な趣味かも…案外オヤジ好みの愛子と相性が合うんじゃ…?)
久我さん、女性社員の中でお気に入りな娘っています?
恭一郎:フフ…そんな罪なこと私に聞かないでください…社長…
この会社の女性達は誰もが美しく、まばゆすぎて…
あのスウィートねぎ社エンジェルスの中から一人だけを選ぶなんて…
そんな罪なこと私には…出来ない…(赤面)
社長:いや別に選んだ娘をアンタに差し上げるってわけじゃないんだから…
恭一郎:…でも…愛子くんはなんだか私によくしてくれるのだが…
(他の女子社員は気味悪がって近づいて来ないらしい)
彼女もまた例の計画を遂行する戦士に相応しき者なのか…
社長:戦士って。。。まあ愛子ちゃんも
久我さんとはよくお話ししますって言ってたね確か。いいんじゃない?
恭一郎:え…いいんじゃない、とは…?
社長:お嫁さんにってことよ。
恭一郎:そ、そんな!!!!あんな19歳のぴちぴちぎゃるをっっっっ!?
そ…そんなこと…そんなこと………はぐっっ!!(鼻血吹き出る)
社長:どこまで想像しとんじゃーーーーーっっっ!!??
恭一郎:じゃ…じゃあ…社長…今日はこの辺で失礼いたします…(ぼたぼた)
社長:はーい…お大事に~…