小説/本文 [小説]微笑の暗殺者(3) ”キ~ン コ~ン カ~ン コ~ン… ”「よーし終わったぁっ!」待ってましたと言わんばかりに、芹子が机の上を片づけて席を立つ。この後、ちょっとした予定があるのだ。「在素ーーっ!仕事終わったわよ!やりましょ!!」ダッシュで研究室を訪ねる芹子。仕... 1992.02.23 小説/本文
小説/本文 [小説]微笑の暗殺者(2) 翌日。何事もなかったかのように、上総はいつもと変わらない様子で出社していた。恭一郎も、特に気にもせずに研究に勤しんでいた。昼休み。社員たちが食堂で昼食を取っていた。「なんだ満?それ食いもんか?」おそるおそるとフタを開けた満の弁当を見た浪路の... 1992.02.22 小説/本文
小説/本文 [小説]微笑の暗殺者(1) 「まったく…いい加減にして下さいよ!!!無事だったから良かったものの……もし万が一命に関わってたらどうしてくれるつもりだったんですか!!」そう言って、普段は荒らげない声を荒らげて怒鳴るのは、橘。ここは、継人が救急車で運ばれた病院の待合所。継... 1992.02.21 小説/本文
小説/本文 [小説]微笑の暗殺者(プロローグ) ”ドガッシャアァァァァーーーーーーーーンン!!!!!”何気ない、N.H.Kのいつもの朝。その静寂を破るかのような、もの凄い物音。「な、何っスか!!!???」次郎は驚いて音のあった方を向く。開発研究室からだ。「ああ、今日もまた久我さんがなんか... 1992.02.20 小説/本文
小説/タイトル一覧 [小説]微笑の暗殺者 平和な開発研究室に近づく不穏な影。仙波継人、久我在素の命が狙われる!そして最終標的は…久我恭一郎!? 危うし開発研究室。彼らを狙う犯人の真意は?そして正体は……。【登場人物】(過去の物語なのでその当時に合わせた解説です)久我恭一郎ねぎ秘密結... 1992.02.19 小説/タイトル一覧
小説/本文 [小説]Early Christmas(後編) (何がプロポーズよ…言葉も何もあったもんじゃないわよ…)「……子……」(別に、結婚がイヤってわけじゃないけど…)「…おい、芹…」(もうちょっとロマンってものが……)「おい、芹子おっ!!」「はっ!?」「もうチャイムなったぜ、帰るぞ」いつの間に... 1992.02.18 小説/本文
小説/本文 [小説]Early Christmas(前編) 「ちょ、ちょっと芹子ちゃん!!辞めるって本当なのっ!?」朝。芹子が会社に来るなり、自分の元へ飛び込んできたのは愛子だった。「な、何よ愛子、いきなり…」「だ、だってさっき浪路さんが…そんなこと言ってて…」突然の知らせに、愛子は目を潤ませている... 1992.02.17 小説/本文
小説/タイトル一覧 [小説]Early Christmas 近頃、結婚ラッシュなねぎ秘密結社内。それに便乗するかのように決まった、遠山 満と神埼芹子の婚約は決まったのだった。祝福の嵐を受ける二人。だが、芹子の心の内はあまり穏やかではなかった…。これは、遠山 満・芹子夫妻がまだ結婚していない頃の過去の... 1992.02.16 小説/タイトル一覧
小説/本文 [小説]10月の奇跡(おまけ) 「それにしても…柊さん…全国ネットであんなもん流して…」珍しく、柊の部屋に遊びに来ている継人。「いいじゃないか~継人くん!どうしても弟の幸せを全国の皆さんにお伝えしたくてね~はっはっは」(ウソだ…絶対面白がってる…)継人はため息を付いた。「... 1992.02.15 小説/本文
小説/本文 [小説]10月の奇跡(終) 見送りの帰り道。社員一同はファミレスにて遅い昼食を取っていた。「はぁ~…行っちゃったね……大島さん。あさってから仕事、頑張らなきゃ…」愛子が寂しそうに言う。購買部唯一の相棒がいなくなった愛子には、月曜から地獄の仕事量が待っている。愛子は英司... 1992.02.14 小説/本文