★今夜は無礼講―――――とは、、当社公式インタビュアーである東堂浪路が社員を飲みに誘って(※未成年はファミレスとか)普段は訊けないあんなことやこんなことを聞き出してしまおう!という企画なのである!
第4回 南十字照美さん(事業企画部/28歳)
照美:いやぁー!こーいうとこ飲みに来るの久々だわー!
浪路:(や……やっと……4回目にして……
まともに酒が飲めそうな相手のインタビューが……!!)
照美:ってなんかノリで付いて来ちゃったけどあなたとはあまり喋ったことなかったわねぇ。
あなた誰だっけ?
浪路:Σ( ̄□ ̄;)俺覚えられてないの!?
照美:なんか同じフロアでうろうろしてるな~くらいの認識かしら。
浪路:Σ( ̄□ ̄;)ガ――――――ン!!
照美:じゃあこの事業企画部の部長たる南十字照美さんに分かるように自己紹介なさい!
浪路:今日はどっちかって言うと新人の照美ちゃんを紹介するためのコーナーなんだがな…。。
(ちょっと疲れ気味に)事業企画部と同フロアにある情報システム部の東堂浪路です…一応係長ッス…。
照美:はい、よしよし。まぁあなたみたいなかっこいい子と飲みに来るのは悪い気はしないわね(*´Д`)
浪路:(かっこいいと言われてちょっとテンション上がる)
俺も照美ちゃんみたいなかわいい子と飲めるなんてこの上ない幸せだぜ♥よっし、今日はじゃんじゃん飲もうな!
照美:☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ かんぱ~い(≧▽≦)ノ☆
浪路:かんぱ~~い!(ごきゅごきゅ)…うーん、照美ちゃんイイ飲みっぷりだな!
照美:あったり前よぉ~!この一杯のために生きてるんだからねヽ(゚Д゚)ノ
浪路:そーいえばさー、照美ちゃんって前は横浜支社にいたんだろ?
照美:そーよ。向こうじゃヒラだったのに、いきなり本社で部長職に抜擢!だもんね。
埋もれていたあたしの才能を見つけだした本社の判断は正しいわね!
浪路:よく考えてみたらヒラから部長ってスゴイよな…。
照美:本社転勤決定前に試験みたいなのがあってねー。それを楽々クリアしたからかしらね!
あんなん余裕よ、よゆー!
浪路:へぇ、試験なんてあったのか。
照美:候補は他に7~8人くらいいたかしらね?まぁなんか色々とめんどくさいことやらされたけど、
1人、2人と消えていって最後に残ったのがあたしと、あのやたらでっかいオッサンだけだったわ。
浪路:(;゚Д゚)き……消え……?
照美:うん。気づいたら最終選考をやる部屋にはあたしたち二人しかいなかったわね。
みんな諦めて帰っちゃったのかしら?
浪路:なんか怖いぞねぎ秘密結社…!!
…ま、まぁそれで色々あって事業企画部の部長になったけど、来てみてどんな感じ?
照美:なかなかやり甲斐のある部署よね!部下も可愛い子多いし♪
千雪ちゃんも最初は色々あったけど今は仲良くやってるわよ。
浪路:あの千雪に仕事する気にさせたんだもんなー。照美ちゃんすっげえよ!
照美:あの子も悪い子じゃないのよ。ただお嬢様育ちだから構って欲しいところもあるんじゃないかしらね?
(゚Д゚)あ――――――!! そうそうそう!! あなた沙織ちゃんとは結構仲良かったりする!?
浪路:(びくっ)え?あ、あぁ、沙織ちゃんとはそこそこ一緒に遊んだりするし…
照美:あたしの読みが正しければあの人と開発のイケメンメガネはデキてると思うんだけど、実際どうなの!?
同じフロア内なせいもあるかもだけど、あのメガネの人、しょっちゅう沙織ちゃんと一緒にいるし!
(※注:このインタビュー掲載当時はこの二人はまだ交際すらしていませんでした)
浪路:まあ意外な組み合わせだけど結構仲いいよな…あの二人。でも確か付き合ってはいないはずだぜ?
照美:な、なぁ~んだ!ならいいわ!
……あたしよりも年下の女があたしよりも先に結婚とか許さないんだからね(`ε´)=3
浪路:沙織ちゃんは確か照美ちゃんよりも年上だぞ?
照美:Σ(゚Д゚)マジで!? 絶対年下かと思ってたわよ!! あの若作り異常じゃないの!?
浪路:照美ちゃんが言うセリフじゃねーなそれ(笑)
照美:あたしはどっから見てもオトナの28歳でしょ!……そうよね?
浪路:正直言うと照美ちゃんもかなーーーり若作りだと思うけど……な?
照美:ヽ(`Д´)ノ ああもう!正直に言ってくれるのは嬉しいけどやっぱ子供扱いはイヤ!!
これでメイク落とすと完全に中高生に間違われるのよね…ほんとイヤ。
浪路:その年なら逆に若く見られるのは嬉しいと思う人のが多そうだけどな~。
照美:うーん、まぁ便利なところもあるけどね。映画安く観られたりとか。
浪路:中学生料金で観てるのか(笑)
照美:でもそれを彼氏いる時にやったら、彼氏がロリコンに見られて気まずい思いしたけどね(;´Д`)
浪路:お、彼氏?照美ちゃん彼氏いるのか!
照美:今はいないわよ。2年くらい前の話だけどねー。今は占い稼業が楽しくて男なんて構ってらんないわ!
浪路:そういや占い師なんていう肩書きもあったっけな。そっちの仕事はどうなん?
照美:そこそこ繁盛してるわよっ!常連さんも増えてきたしねー♪
師匠の言うとおり、自分で頑張って勉強して、実力身につけたおかげかしらね!
浪路:師匠って橘なのか。橘のやつ、占いなんてやってたっけか?
照美:師匠ってすっごいんだよ!あたしの過去を事細かに全部当てたりしたしね!
あの人はホンモノだと思うわ!
浪路:過去を事細かに…?
それって、単に読心能力で過去の記憶を読みとっただけなんじゃ…?
照美:読心能力?
浪路:橘の持つ能力の一つだよ。人の心を読むことができるんだよな。
まぁ普段はもちろんセーブしてるし、その能力を悪用することもないけどな。
照美:(;゚Д゚)えええええ
浪路:まぁそれ以外にもあいつ色々できるからな、スゴイといえばスゴイんだけど。
でも占いの技術なんてなかったと思うぜ?
照美:(;゚Д゚)師匠が占い師じゃないなんて、そんな……
浪路:でも橘の助言で占い師として成長できたってなら、そこは感謝しておいた方が…
照美:師匠が師匠じゃなくなるなんて、イヤ――――!!!!
友達に「あたしの師匠はイケメン占い師」って自慢しちゃったし!!!
浪路:Σ( ̄□ ̄;)困るのはそこかよ!!!
照美:でも師匠がスゴイ人なのは変わりないみたいだし、今まで通り師匠でいっか♪
浪路:いい…のか?(;´Д`)
…そういや、照美ちゃん前に彼氏いたって言ってたけど、今は彼氏作る気ないのか?
照美:もちろん、イイ縁があればお付き合いしてみてもいいけどね~。
師匠みたいなイケメン、そこらへんに転がってないかしら?
浪路:やっぱ橘みたいなのが好みなのか。あわよくば橘と付き合えたら…とか思ってみたりとか?
照美:何いってんの!師匠には…あんまし認めたくないけどあのバカ娘がいるみたいだし?
他人の男奪うほどあたしは悪い女でもないわよ。それに…
浪路:それに?
照美:年下には興味ないしねッ(≧▽≦)!
(※注:このインタビュー掲載当時はこのお方とは知り合ってすらいませんでした)
浪路:(外見的にはどうみても照美ちゃんのが年下だけどな!)
照美:あーもう、お酒足んないわねッ!店員さーん!注文ちゅうもーん!
浪路:気づいたらすっごい飲んでるな…照美ちゃん…しかも日本酒ばっか……
ビールは最初の一杯だけか……
照美:なァに言ってんの!日本人なら日本酒!日本酒は日本の心!わかる?わかんない?
わっかんねぇだろぉぉ~な~~♪
浪路:(;´Д`)酔ってる。。…まあ、普段あんまり日本酒なんて飲んだことないけど、飲んでみようかな…
(しばらく、次から次へと日本酒を平らげていく二人)
浪路:……あぁ、いかんな。いかんなこれ。日本の心…これが日本の心か……
照美:あっはっはっは!浪っちゃん酔ってるねあんた!日本酒最高!
もうこの一杯が飲めればあたし死んでもいいわー
浪路:うう、いかんいかん。酔いつぶれたら今日のインタビューが…
照美:なぁによ、いんたびゅーって。
浪路:(はっ!しまった、また……でも……)……も、もうなんでもいいや、
毎度毎度社長に無理矢理色々イベントやらされたりして…なんで俺ばっかり…うう…
照美:浪っちゃんも色々大変なのねぇ~。
浪路:そもそもなんで俺アイドルとかやらされてんの!?
時には脱がされたりとかもして……よくよく考えたら俺って可哀想だよなぁ!
何で今まで気づかなかったんだろ…ちくしょー!社長のばかやろー!
照美:脱がされたり、って…ちょっとスゴいことやらされてるのね!
かわいそーに……大丈夫、照美さんは浪っちゃんの味方よ(≧▽≦)!
社長になんか酷いことされたら、あたしに言いなさい!あたしが直談判してあげる!!
浪路:うわ~ん、照美ちゃん大好きだー。゚(゚´Д`゚)゚。
照美:はいはい泣かない泣かない。楽しくもう一杯いっきましょー!(とくとくとくとく ←日本酒を注ぐ)
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そして宴は続く…。