過去(1998~1999年頃)週刊連載していた「今週の社員さん」を復刻掲載!
インタビュアーはねぎ社長。
キャラの年齢や所属、家族構成などは当時の設定のままなので、
現在の設定と違いがあるものもあります。ご了承ください。
第16回 東堂浪路さん(システム設計部/24歳)
社長:あー、浪路さん、こんに…
浪路:(突然社長の髪を触り出す)
今日は社長直々に俺を呼んでくれるなんて…嬉しいぜ。
やっと俺の熱い想いに気付いたか?
社長:は!? ちょ、ちょっとな、何すんだいっ!!
浪路:そんなに照れるなって…ったく、可愛いよな社長は。
…ま、今日は二人で語り明かそうじゃねぇか…夜通しな…(にやり)
社長:……………!! ………っていうか………
社長を口説くんじゃないぃぃぃぃ――――――――っっっっ!!!!!!!(どばきいっっ!!)
浪路:…痛ってえなあ…ジョーダンだっつーの。
…ま、そうやって真に受ける社長も可愛…
社長:(最後まで言い切る前につっこむ)はいはいはいはいはい。
もういいから。今日はただのインタビューよ。
浪路:なんだそうなのか。早く言ってくれよ。
社長:っていうか呼んだ時に言ったはず。
浪路:まーいいぜ。…っても、俺に聞くことなんて、
なんで俺が男やってるか、ってことくらいだろ?
社長:(!…自ら言って来るとは!!)ま…まぁそうね…
しかしあなた、言われなきゃ絶対わかんないね…女だってこと…
浪路:まーな~、へっへっへ。
24年も「コレ」やってちゃな。今さら女になれるかっつーの。
社長:周りの人は知ってるの?
浪路:そうだな。満と芹子と吉村さんは知ってっかな。
人事のヤツらも知ってるハズ。あとはどうだかな~。
社長:…で、なんで「そうしてる」のか…聞いちゃってもいいの?
浪路:まー深くは言えねーけどなー。なんかウチの決まりらしいぜ。
ワケわかんねぇんだよ、俺ん家。
社長:…けど…浪路さんって、ホンットに女の子好きだよね~
浪路:あーもちろん!女って可愛いじゃん。どんな女でもさ。
社長:けどさ、ナンパした女の子に女だってバレたこともあるんでしょ?
逃げられちゃったりしないの?
浪路:別に、バレたからってそんなに変わるモンでもないぜ?
まー、逃げられたこと無ぇって言ったらウソになるけどな。
社長:…ああ…やっぱり…
浪路:でも、男だろうが女だろうが、わかるヤツにはわかるんだよな。俺の魅力♥
社長:……浪路さんて、もしかしてちょっとナルシスト入ってる……?
浪路:ばぁーか、何言ってんだ。人間なー、どんなヤツにも
何かしら魅力はあるわけよ。その魅力を誇張して何が悪い!
社長:…は~…なんか、いいこと言いますね…浪路さん…
浪路:…ま、俺の場合、人よりもちょーーーっとばっかし
魅力がありすぎるんだけどな~…まったく、罪だな…俺…
社長:…ってやっぱナルシストじゃん!!!(笑)
……えーっと、あと聞くことは…ああ、そうだ。仲のいい社員さんは?
浪路:ああ?…そうだな~、ハインリヒとは結構しゃべるぜ。あいつ面白ぇから。
まーあとは…千雪かな。あいつなんか可愛いし。
社長:そういえば千雪さんがお気に入りでしたっけ。
浪路:へへへ、俺ああいった見た目大人っぽいクセに、いざ話してみると
結構純だったりする女に目がねえんだよな…ぜひモノにしてやりてぇぜ。
社長:(千雪さん、超逃げろw) でも…浪路さん。
浪路:ん?
社長:いずれは、いい男の人を見つけて結婚はするんでしょ?
浪路:まぁな~。こういう俺のキャラを認めてくれるヤツが
いるんなら考えてやってもいいけど。女になる気は毛頭ないしな(笑)
いなきゃいないでいいさ、このままでも。
社長:なるほど。まあ頑張ってね、千雪さんのことも(勧めてどうするw)
浪路:………よし!インタビューは終わりだな。んじゃ行くか、ホテル!
社長:誰が行くか―――――――っっっ!!!!!