[小説]素敵な恋の忘れ方

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桐島上総からのアプローチに心を揺らす蔵石沙織に、湧木廉太郎が告白!
軽い気持ちで付き合いだしてしまったが……それを知った上総は。
一方、沙織の気持ちがまだ自分に向いてないことに気づいている湧木も、徹底抗戦!
複雑な事情入り乱れるこの三角関係の結末は…?

これは、桐島上総・沙織夫妻がまだ交際していない頃の過去の物語です。


【登場人物】(過去の物語なのでその当時に合わせた解説です)

蔵石沙織

ねぎ秘密結社・事業企画部所属。姐御肌で頼りになるみんなのお姉さん。
上総に想われ迷惑そうにしつつも、何かと気がかり?

桐島上総

ねぎ秘密結社・開発研究室所属。見た目は温厚な美青年だが久我に心酔する変わり者。
亡くした妻に瓜二つの女性・蔵石沙織に思いを寄せるが…

湧木廉太郎

社員寮「わけぎ」管理人。人手の足りない部署を転々とまわっては業務を手伝う遊撃手。
上総に対し沙織を巡って堂々とライバル宣言、積極的にアプローチを始めるが…。

瀬上奈津恵

ねぎ秘密結社・人事部所属。仕事に厳しい鬼部長で、気に入らないことがあると得物のハリセンで容赦なく殴る。
沙織の実の姉。姓が違うのは奈津恵が結婚しているため。

遠山 満

ねぎ秘密結社・情報システム部所属。通称まん部長。誰からも慕われる、社員の兄貴的存在。

東堂浪路

ねぎ秘密結社・情報システム部所属。筋金入りのナンパ美青年…に見えるが、実は女。
満に対し的確なツッコミは欠かさない。

久我恭一郎

ねぎ秘密結社・開発研究室所属。IQ測定不能の大天才狂科学者だがトラブルメーカー。
発明するものは素晴らしいのだが、その用途が…。

久我在素

久我恭一郎の娘。小学生。人工授精によって誕生した天才児であり、既に大卒並の学習能力を持つ。
トラブルメーカーの父と違って、常識を持った愛らしく小さな科学者。


【インデックス】

プロローグ
第1章
第2章
第3章
第4章
エピローグ

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